てしごと はじめのいっぽ!

日々の暮らしに手仕事を。

こども手仕事 雑巾の作り方

雑巾なんて、縫い方を説明するほどのこともないものですが、講座で教えているやり方を掲載します。

親子手仕事をイライラせずに成功させる「ちょっとした工夫」がいろいろありますので、ぜひご覧になってください。

1.フェイスタオルを半分に切ります。

これは「大人の仕事」にした方がいいでしょう。もちろん、上手に切れそうだったら、挑戦させましょう。

理由は、

  • しょっぱなから失敗したらテンション下がるし、一度切ったものは取り返しがつかないからです。
  • 子どもの手には、裁ちばさみは大きすぎて扱いにくいので。(

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2.ミミを落とします。

理由:絞るときに硬くてジャマなので。

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3.糸は2本取り。

針に糸を通す作業も、苦戦していたら、大人が手伝ってあげましょう。

2本取りの理由

  • 子どもの弱い力でも、しっかり縫える。
  • 針から糸が抜けない。子どもは思いっきり針を引っ張るので、そのたびに抜けると、親子ともにイライラします。
  • 玉止めができないときに、固結びで閉じられる。

    固結びの止め方:糸を切って、2本の糸で固結びをします。

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長さは、人差し指の先から肘まで+15㎝。

2本取りなので、2倍の長さで。

理由:

  • 糸が長すぎると絡まります。

  • 短すぎると、すぐに玉止め、糸通しとなり、つらいです。 

4.模様(表になる面)を内側にして、長辺を縫い合わせます。

できるだけまっすぐ、丁寧に。

「速く」は禁句です。

「終わったら声かけてね」と言って、大人は自分の用事をしながら、本人のペースを見守るのもオススメ。

縫い目は、かなり粗い子もいると思いますが、「本人なり」の丁寧でOK

お友達やきょうだいなど他の子と比べずに、その子の縫い目の中で上手なところがあったら、「ここのように縫ってごらん」というと、トラブルになりにくいようです。

もしあまりにもゆるゆるだったら、あとで、大人がこっそり、同系色の糸(1本取り)で、しっかり補強しましょう。

特に、未就学児は、一周できたらOK!

 

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注意1

下のようにマチ針を打ってから縫った方がずれにくいです!

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マチ針は使う分だけ出して、使う針の数を確認しておくと、安全です。

注意2

2本取りなので、このように1本だけ浮いてしまうことがあります。

3~5針縫ったら、縫い目を確認しましょう。

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そういうときは、1本ずつ糸を引くと、

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5.縫い終わりました。

表面が外側になるよう、裏返します。

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6. チクチク、一周します。

短辺から縫い始めると、ずれにくいです。

マチ針を使いましょう。

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7.斜めも縫うと、強度アップ。

斜め線は曲がりやすいので、印を引いた方が楽です。

ものさしをわざわざ持ってこなくても、糸を引っ張れば斜めが引けます。

「糸をピンと引いたらまっすぐになる」

こういった、暮らしから学ぶ感覚やイメージは、後々、学校の学習に活きてきます。

中学受験の算数にもよく出てきます。

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できあがり!

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もともとあった刺繍を通過するときは、二枚の布の間を通しました。

裏から見ると、刺繍のところだけ飛んでいるのが分かります。

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 素材と相談しながら、工夫してみてくださいね。

 

〇 道具について

消えるチャコペンがあると便利です。

なければ、鉛筆でも色鉛筆でも、全く問題ありません。雑巾なので、使っているうちに線は消えます。

水で消えるものにしてくださいね!

 「時間が経ったら消えるタイプ」だと、作っているうちに消えてしまうことも……

例えばコレ⇓