てしごと はじめのいっぽ!

日々の暮らしに手仕事を。

話半分がいい加減。聞き上手なお母さんになろう

手仕事のワークショップ「糸掛け刺繍カード」を開催しました。

長い長い梅雨が明けて、やっと夏休み。

幼稚園児のお子さんたちを連れたお母さん方が参加されました。

f:id:mizugame23:20190726150928j:plain

最初は「お母さんと遊びたいな~」と言っていた女の子。

お母さんと何して遊ぶの? と聞くと、「お母さんとおうちごっこするの、大好きなの!」といいます。おうちでもよくやるそうです。

おうちごっこやって、その合間にお風呂洗ってご飯作って……子どもの遊び相手になったり、大人として生活を切り回したり。

現代のお母さんは、複数の人格を使い分けなければなりません。

子どもは子ども同士で遊び、大人は大人の仕事で忙しかった、そんなかつての時代にはない、新しい苦労だと思います。

でも、先日遊びに来ていたその子は、その場にいるお友達との遊びに夢中になれたので、お母さんは無事、手仕事に集中することができました。

子どもの遊びの世界に没頭していたかと思うと、「おかあさ~ん!」と時々、寄港する船のように帰ってきます。お母さんと話して、また、出発します。

5~6歳くらいの子どもが行き来する弧は、旅立とうとする自由な意思と、お母さんとの安心な絆を表すようで、とても美しいリズムだといつも思います。

f:id:mizugame23:20190220205654j:plain

「お母さん、あのね、あのね……」と話すお子さんの声に、手仕事をしながら、話半分で答えるお母さん。

子どもの話を聞くのって、まじめに聞きすぎても子どもにとっては息苦しかったり、あるいは自立のタイミングを逃してしまう。お母さん自身も疲れてしまうでしょう。

そして、スマホ片手に上の空の生返事も、子どもはもちろん察してしまいます。

手仕事をしながらのお母さんは、とても聞き上手になります。

f:id:mizugame23:20190726151007j:plain

「なんか、心が落ち着きますね」

と、あるお母さんが言いました。

この刺繍カードは、数を数えながら作りますので、瞑想のように、思考が止まります。

瞑想よりも簡単なのは、今のお母さんはどうしても追われるように生活をしているので、「1、2……あ、お風呂洗わなきゃ、3、4……洗濯物取り込んで、そしたらあれ干して……」と、すぐに日常に引き戻されてしまうのです。

アタマだけでは、そうなってしまう。だから、体の力を借りるのです。

そうすれば、傍らにしゃべり続ける5歳児がいようと、いつ起きるかわからない0歳児の昼寝中だろうと、頭をリフレッシュする瞑想ができるのです。

「歩く瞑想」というのも最近話題ですね。

かつてはなんでも、おうちで作っていました。手の仕事がたくさんありました。その数々の仕事が、お母さんの心の健康を保ってくれていたのではないかな、と想像しています。

--------------

 次回Umiのいえハンドメイドでは、羊毛ワークをします。

フェルトポーチや、羊毛のモビールなど、羊毛モノなら何でもどうぞ。

f:id:mizugame23:20190419182512j:plain

 

ワークショップ情報はこちら

www.wonders.fun

刺繍ボールや、羊毛紡ぎの連続ワークショップを始めます。

drive.google.com

刺繍ボールはこちら↓など

www.wonders.fun

drive.google.com