てしごと はじめのいっぽ!

日々の暮らしに手仕事を。

聞いちゃいなくても、伝え続ける。

お久しぶりです。

日曜日、Umiのいえにて、「籐かご作りワークショップ」をやってきました。

ハンドメイド講座の土日開催は、育休時代に手仕事講座に来ていたけれど、復帰してなかなか来れなくなった方のために……とはじまりました。

平日フルタイムで働いてて、土日は休みたいんじゃないかな、と思っていたのですが、「手仕事で癒されたいんです!!」と、いつも忙しい合間を縫っていらしてくださり、私も背筋が伸びる思いです。

さて、籐かごは、手仕事の中でも特に、寡黙になってしまう作業です。

f:id:mizugame23:20190709103304j:plain

女はおしゃべり、って、誰が言ったんでしょうね。

黙々、黙々と……

f:id:mizugame23:20190709102853j:plain

「今日は、普段溜まってるいろいろを話に来ました!」という方々も、黙々と……。

たまに口を開いたかと思えば、「隙間が空いちゃうんですけど~~~!」と、籐の話。

f:id:mizugame23:20190709103720j:plain

とにかく作ろう!という方、行きつ戻りつしながらゆっくり一つ仕上げる方、いろんな方がいらっしゃいます。

f:id:mizugame23:20190709102843j:plain

右が1作目、左が2作目。1作目では分からなかったことが、2作目では分かります。

そして2作目を作りながら、「どうして1作目では分からなかったのだろう」とつぶやきます。

「這わせる」「絡ませる」「手前に、奥に、と動かす」という言葉によるアドバイスの意味が、やっと分かりました、とおっしゃいます。

f:id:mizugame23:20190709102936j:plain

実は私も、一つ目を作っているときは、「聞こえてないだろうな~」と思いながら、一応言っています。

というのも、そうしておくことで、2作目を作っているときに、その人の中に数十分前の「絡ませるように……」という言葉が突如として響き、「あ!」と気づくわけです。

ちょっと時間がかかるのです。受け手に準備ができたときに、突然届きます。
いつも、おもしろいな、と思います。

でも淡々と言い続けられるのは、「できるようになる」って知ってるから。一つ目から二つ目は、体験した分、必ず変化します。

それを信じているから、無駄だとは思わず、声をかけることができるのです。

f:id:mizugame23:20190709110718j:plain


これは、親子の間ではよくあることですね。

「ああ、あのとき大人は、このことを言っていたのか!」と突如として気づいた経験は、誰にでもあると思います。

そして、子どもに対して「〇〇しなさい」等々と言い、同時に「言っても全然分からないの、この子は!」とイラ立ったりします。

手仕事の講座を通して講師として気づいたことは、まず、イラ立つのは無駄だ、ということ(生徒さんに対してイラ立ったことはありませんが……)。

そして、「だからと言ってほったらかしにして、言葉をかけないのも違うなぁ」ということ。

届くまでに、時間がかかります。でも、伝えなければ、届きようもありませんからね。

だから、声を荒げることなく、伝わらなくてもあきらめることなく、「できるようになる」って信じて、大切なことは何度でも伝えていくのがいいのだろうなと思います。

たとえば「テーブルの上には乗らないよ」や、「ありがとう、だね」「ごめんね、だね」、「お箸で食べるよ」「手をつないで歩くよ」「投げないよ」など、ね。

小・中・高校生がいる我が家の場合は、「弁当箱出して」とか、「お風呂に入りなさい」、「スマホはおしまい!」というレベルです。

ワークショップ情報はこちら

www.wonders.fun

刺繍ボールや、羊毛紡ぎの連続ワークショップを始めます。

drive.google.com

刺繍ボールはこちら↓など

www.wonders.fun

drive.google.com