てしごと はじめのいっぽ!

日々の暮らしに手仕事を。

子育ての中に手仕事を

「子どもがそばにいても、お母さんも楽しめる」

というと、「子どもがそばにいるから」の間違いのようですね。

でも、小さい子のお母さんは特に、子どもがいるときは子ども優先、お母さんはガマン、ガマン……で、子どもを預けて、一人になってこそ、お楽しみの時間を持てるという状況になりがちです。

 そりゃもちろん、信頼できる誰かに預けて一人の時間、は健やかな心身のためにとても大切ですが、それでは日常が息が詰まってしまいます。

私もかつて、何かをしようとするたびに邪魔をしたり(これは実は邪魔をしてるわけではないのですが、そう見えるものです)、「見て見て!」と話しかけている子供にうんざりしていた時期がありました。

本も新聞も読めませんね。

本を読んでいるお母さんは、内面世界に深く入っているので、子どもにはとても遠くに行ったように感じる、と、幼稚園の先生から聞き、なるほどと思いました。

目に見える動作の少ないスマホは、なおさらですね。

私が乳児を育てていたころはスマホがなかったので、「内面に引きこもりたい」という誘惑は今よりも少なかったのです。

子育てひろばや公園に行って、大人としゃべったときだけ息を吸い、また息を止めて水の中で暮らすような……。これは何か違うな、と思いながら。

でも、手仕事をするようになって、変わりました。

手仕事をしているときは、お母さんが何をしているかが、子どもにも見える。だから、安心して、そばで子どもは子どものしたいことができるのです。

そうすると、子どもがすぐそばにいても、自分も楽しめる時間を持てるようになります。それはつまり、日常生活の中でも深く息ができるようになった、ということ。

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もちろん、いつもいつもうまくいくわけではありません。

子どもにぐちゃぐちゃにされてしまうものもありました。紙モノは、特にそうでした。

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この写真は、先日の「ローズウィンドウづくり」講座。2歳のKちゃんはおしゃまさんなので、ぐちゃぐちゃ!とすることもなく、ママのお手伝い。

もちろん、そうはいかない時も、そうはいかない月齢も、そうはいかない子もいます。

そういうときは諦めて、違うものを試しましょう。

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お母さんと同じ材料を少し渡すと、それで満足する子も。

羊毛なら、どんな触り方でも大丈夫。

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お母さんの真似っこをする子も。

そう、邪魔をするわけじゃなくて、大好きなお母さんと同じことをしたいだけなのね。

模倣の力は、子供を大きく成長させます。模倣は、幼少期の子供を育てる唯一の力と言っても過言ではないでしょう。模倣の対象であるお母さんの手がちゃんと動いていると、子どもの手も勝手に育ちます。

人間がサルと違うところは、二足歩行によって自由になった「手」です。

お母さんがガマンをしない、というのは、お母さんが子どもの意向を無視して好き勝手に過ごす、という意味ではありません

それは、「子どもと共に生きていく」ということ。

子どもの意志も尊重しながら、お母さんの気持ちも生かして……どんなリズムなら、お互い心地よく過ごせるか、お互いの、お互いだけのベストを、感覚と体で探してみましょう。

それが、子どもを理解する一番の方法です。

手仕事のある子育て生活のヒント

シュタイナー幼児教育では、親が手を動かすことを推奨しています。でも、ただでさえいっぱいいっぱいの子育て生活に、どうやって手仕事を取り入れたらいいのでしょうか?

横浜シュタイナーこどもの園の鈴木まゆみ先生のお話が、「てしごと はじめのいっぽ」に掲載されています。

kindle版はこちら。

製本版は↓

 

ハンドメイドの会には、赤ちゃんや子どもがたくさん 。

どうぞお気軽にお越しください。

次回、ハンドメイドの会では、「糸かけ曼荼羅」のシンプル版を楽しみます。

色とりどり ハンドメイドの会〜糸かけ紙刺繍〜

紙に刺繍するので、そのままカードとしても使える実用的なテクニック。

 

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ハンドメイド講座

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おはなし会として、

シュタイナー子育てからヒントをもらうお話会~のびのび育つ 個性と才能の根っこ~」というものも、月一回開催しています。こちらは、友人と二人で、参加者さんからの質問を募って、経験から回答していくというような集まりです。

次回2/27(水)は満席につき、5回目の開催は3/6(水)になりました。
詳細はこちらで。

シュタイナー子育てからヒントをもらうお話会~のびのび育つ 個性と才能の根っこ~

 番外編./手の見えない働きを学ぶ講座

2019年2月25日(月) 10:00〜12:00 

齋藤整骨院(横浜市西区岡野1-5-3サンワビル301)

www.kokuchpro.com

前回の講座の様子はこちら

手のはたらき、手のしごと ……子どものためにできること - てしごと はじめのいっぽ!

 「てしごと はじめのいっぽ」や手仕事の材料など

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