てしごと はじめのいっぽ!

日々の暮らしに手仕事を。

みつろうろうそくワークショップ―――私たちは進化している!

みつろうろうそくのワークショップ、無事に終了しました。

私の友人が教えてくれた「たまごろうそく」。

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結局、皆さん「たまご」にはしなかったけれど(自由でよろしい)、

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いろんな形のろうそくができました。

ろうそくの芯を通す時に、長い形を作った方々はちょっと苦労していて、やり直したり、穴の大きさを変えたり、といろいろ工夫をしましたが、最終的にK子さんが、「いったん割って、芯を通して、またくっつける」という斬新な技を考案し、それが奏功しました。

 

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左側のろうそく。実は開腹手術を受けていますが、コーティングで美しくまとまりました。

手仕事に限らず、全くの初心者の方が、思わぬアイデアを出すことがあります。

今日、K子さんのおかげで、みつろうろうそく作りに新たに裏ワザが追加されました。

私だったらどうしたかなあ。あきらめて、イチからやり直したかもしれない。切り開いてくっつける、というアイデアは出なかったでしょう。

「割ってはいけない」という根拠のない思い込みがあったことに、後から気付きました。それは、「そんなやり方は習ってないから」かもしれません。ろうそく作りの回数を重ねたからこそ、作り方が固まってしまっていたのでしょう。自由なつもりでいても、まだまだ檻の中……。

そもそも、この「たまごろうそく」自体、友人がひょんなことから発見したやり方なのです。

当時友人は、手仕事の会でもまだまだ下っ端で、しかも赤子がいて……でも振り返れば、その制限があったからこそ生まれたやり方です。「正しい」ルート以外の道は、それはちょっと大変だな、というときに生まれます。負荷が発見を生むわけです。「苦手な人」「めんどくさがり」「怠け者」がいるからこその、進展です。

やっぱり、集団でやると文殊の知恵ですね。違う人と一緒にやるから、私も進化、成長できるのです。熟練の人ばかりでも、こんなアイデアはなかったでしょう。改めて、多様性に感謝です。

私がお伝えしている手仕事は、たいていそういう「ふとひらめいた裏ワザ・小技」の集大成です。なので、言葉にするよりも、手で伝えていくのが一番。

だけど、ワークショップで伝えるのには限度がある。たくさんの人に伝えることはできません。でも、言葉なら、多くを取りこぼすかもしれないけれど、広く伝えることができる。

そんな思いから作ったのが、例の本です。

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もう一つ、今回進化したことは、片付けです。

みつろうは、毎回余りが出るのですが、それをどうやって固めるかが、いつもネックでした。

今回ひらめいて、石鹸の型を導入。見事、みつろうブロック作りができました。

次に使うときに、計量しやすい。めっちゃ便利。私、天才。

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工夫や知恵で難を乗り切る、 というのは、人間の醍醐味。

のんびり気ままに生きる猫を見てるとうらやましくなりますが、ヒラメキの感動に出会えたときは、人間やっててよかったな、と思います。

そして、自分ひとりでは限りがあるけれど、誰かのヒラメキに乗っかっていけば、ぐんぐん進化します。

だから、人は人が必要なのですね。